弱い者いじめの国会運営



防衛省問題(イージス艦清徳丸衝突事件)、
国交省問題(道路中期計画問題)、
厚労省問題(年金問題医師不足問題)
が極めていい加減な審議しかされないまま、
衆議院で平成20年度予算案が強行採決された。


自民党議員たち・公明党議員たちは何のために国会があると思っているのだろうか?


乱暴な議決さえやっていればいいという考え方で議員をやっているのならば、
今後、憲法や国会法を改正して、


自民党公明党が与党のときだけ、国会での賛成が5分の4以上でない限り、
どんな法案も可決されたことにはならない


とすべきである。
そして、この規定は、国会での賛成が5分の4以上の賛成がない限り、変更し得ない、
とすべきであろう。


福田康夫内閣を短命に終わらせようと自民党内で秘かに画策している者たちが多いためなのか、
福田康夫首相がリーダーシップのないバカ丸出しの人形だからなのか、
またまた、強行採決の悪用、弱い者いじめ政治の典型例であった。


国の政治が、
こういう劣悪な弱肉強食のエセ政治しかできないエセ政治家どもによって動かされている限り、
日本国全体の世相が更に悪くなることはあっても、良くなることはあり得ないだろう。


福田政治は、
小泉政治のいいところはほとんど何も継承せず、
安倍政治の悪いところだけをしっかり継承してしまっている様子である。
甚だ、残念なことである。


小泉改革でもらった衆議院3分の2以上の議席を、
小泉改革とは逆行する予算案・法案のために悪用する自民党公明党の議員たちは、
明日からは、もはや、ただの人間のクズでしかない。